2016/09/07

旧中山道ウォーク

グリーンが今回歩いている中山道(日本橋〜洗馬宿)

なんと1月以来の更新です。
1月以来坂東の観音巡礼は進まず、3月から4回、秩父に出かけ、秩父34カ所観音札所は満願しました。
この秩父の観音巡礼とほぼ同時期から旧中山道ウォークをスタートして、6月に塩尻を過ぎて洗馬宿まで来ました。夏の暑い最中に街道ウォークも無いだろうと7月、8月は休んで、いよいよ明日9月8日から再開です。
と意気込んでいたらスタートに会わせたかのように台風が!
時間も場所も何とも旨くはまってしまいました。しかし、宿も予約してしまってあることだし、それに台風の風も雨もそれほどでも無さそうなのでこのまま予定変更無しに行く事にしました。
今回は塩尻市の洗馬駅から南へ約60キロ程進めて中央線の須原駅まで進める予定です。いよいよ贄川からは木曽街道に入り、明後日には中山道の中間点を越えることが出来そうです。

中山道ウォークのホームページ




2016/01/18

坂東觀音巡礼(鎌倉)

当日のGPSログ
昨年100寺巡礼で鎌倉に行った際、ついでだからと坂東三十三カ所觀音霊場の一番札所、杉本寺に寄り、御朱印帳と、杉本寺の御朱印は貰っていました。
その後、なかなか続きの霊場巡りにも出掛けられずにいましたが、正月気分も抜けようとしていた1月9日に鎌倉の残り三寺(岩殿寺、安養院、長谷寺)と帰りに鴨宮で電車を降り、五番札所となっている勝福寺を廻ってきました。小田原までは新幹線を利用し、そこから大船まで在来線で行き、大船から逗子までは横須賀線と、電車を乗り継ぎ、ようやくスタート地点の逗子駅に到着。
北鎌倉駅から鎌倉駅までのメジャーな観光処は人でごった返しているようでしたが、そこから外れた南部はそれ程の人出もなく静かなものでした。
まずは二番札所の岩殿寺。ここはあまり特徴の有る寺でもなく、御朱印を頂いて、二番札所にむけ西へ。
暫く行くともの凄い急坂になり、登り切った所から鎌倉七口と言われる七カ所あった鎌倉への入口の一つである名越切通が始まります。
この切り通しでは同じように歩いている若い人達に何人か会いましたが、こうした所を歩いているのは大体年配の人で、若い人は珍しいです。
この名越切通はかなり古い街道で、すぐ近くまで宅地になって来ているのに、いままでよくもここまで保存してきたものだと感心します。
これを抜けて下り暫く行けば安養院。安養院は頼朝のカミさんの政子の法名なのだそうです。ここからも西へ西へ歩き、長谷寺へ。
長谷寺は何年ぶりだろうか。奈良の長谷寺と同じ大きさの十一面觀音といいますが、こちらの觀音さんは同じ高さの所に立っているから、その大きさが半端でなく大きく見え、迫力満点の觀音さんです。
これで鎌倉市内の札所はクリヤー。ついでだからと30年ぶりくらいの大仏さんも見学。さて、せっかく鎌倉に来たのだから鶴岡八幡宮への初詣くらいしていきたい。どうやって移動しようかと思っていたら目の前にバスが止まった。行き先をみると鎌倉駅です。これに飛び乗り鎌倉駅へ。
鎌倉駅前から小町通りあたりは人でごったがえしていて、このまま行ったら八幡宮までは時間が掛かるばかりなので、若宮大路に出てみたけど、やはり人の混み樣はかなりのもの。八幡宮の境内の人数も凄かったです。
初詣を済まし再び鎌倉駅まで歩く。帰りは初めての江ノ電で藤沢に出ることになりました。テレビ番組などでその様子は知っていたけど、実際乗ってみると、こんな狭いところを!と驚いた。家の門の外は線路なのだから子供の飛び出し事故など起きないものなのだろうか?と人事ながら心配になります。
藤沢駅から鴨宮駅まで行き、そこからまたまた歩き、五番札所の勝福寺へ。御朱印の受付は4時までとなっているのであまり時間的な余裕はない。
何とか時間には間に合い、これで五番目まではクリヤー。この勝福寺の歴史を見ると鑑真、孝謙天皇、実忠等の超メジャーな人物が登場し、凄いものでしたが、まさかこれが史実とも思えません。
寺の前にあったバス停から、いいタイミングでやって来た路線バスに乗って小田原駅まで行き、新幹線。これで第一回目の坂東巡礼も無事終了しました。さて、次回はいつになるのでしょう。




2016/01/06

長谷川等伯(松林図屏風)

長谷川等伯「松林図屏風(国宝)」
年も明け、5日が過ぎた1月5日。東京国立博物館で毎年この時期に公開されている長谷川等伯の描いた「松林図屏風」を見に行ってきました。
日本画の最高傑作と云われるこの「松林図屏風」はぜひ一度見てみたいと思っていたものでした。
昨年、100寺巡礼で智積院に行った際、等伯の楓図と、早くして亡くなった彼の息子久蔵による櫻図(共に国宝指定)は見ることが出来ました。今回見た「松林図屏風」は智積院で見たものとは全く雰囲気の違うもので、楓図のような絢爛さは全くない白と黒の世界。
ただただ、静寂があるのみで、この絵の前ではこの静寂に包まれ、誰しもが無口になってしまうようです。墨のモノトーンでここまで表現出来るものなのかと驚きました。
この風景は等伯の生まれた能登、七尾の風景を描いたものではないかと云われていますが、ハッキリしたことは全く分かっていないようで、どのような状況で、誰が描かせたものなのかも不明なのだそうです。
安部龍太郎 著「等伯」のなかに、伏見城でこの絵を見た家康や秀吉をはじめとする戦国武将が「自分たちは今まで何をしてきたのだろう」と、涙を流す場面があります。これは史実ではありませんが、そう描かせるほどの傑作ということなのでしょう。この時期、北斎の版画も展示されていたのでお得感もありました。
特別展で「始皇帝と兵馬俑展」も行われていましたが、こちらは自分の好み、感性とはずれているようで、あまり興味は持てませんでした。やはり国産が一番ですね。

2016/01/03

新春のウォーキング

薩埵峠からの富士山
正月の2日、何もすることも無いので、家から由比駅まで旧東海道を歩いてみました。
自分にとってはこの区間を歩くのは4回目になりますが、ちょっと歩くにはちょうど良い距離。
新年早々、旧東海道を歩いている人は結構大勢いるもので、これはちょっと驚きでした。
2時間ほどで薩埵峠に到着。
旧東海道でも一番の絶景ポイントと言われるだけあり、何度見ても飽きない景色です。
さて、ここから戻ろうかとも思いましたが、家に帰ってやる事もなし。由比駅まで行くことにし、東へ!
腹も空き、途中の倉沢屋さんで昼食と思い入ったものの、満席で空席待ちでこれは諦めて由比駅に到着。結局、2時間20分掛かって12キロ。ここから興津駅まで電車で戻り、再び歩きで帰宅。
時間にして3時間10分掛けて16キロを歩き、良い汗をかきました

2015/12/24

更新再開

昨年から続いていた100寺巡礼も11月で100寺満願となりようやく終了しました。
20回の間、毎月帰ってくると写真の整理から始まり、その写真と動画を元にビデオの制作と、出来上がったビデオを10枚ほど焼いて配布。
このビデオをmp4ファイルに変換し、サーバーにアップして、これをダウンロード出来るようにホームページの更新。
ここまでくるまでに約2週間掛かるので、またすぐに次回の100寺巡礼になってしまいます。しかし、これも全て完了したので少し余裕もでき、久々のブログ更新となりました。前回の更新が6月ですから半年ぶりと云うことになります。
今は、来年から歩こうと思っている中山道の資料集めとコースの確認、地図の作成を楽しんでいます。さて、足腰にガタが来るのが先か、中山道踏破が先か?

2015/06/19

Lightroom 地図表示

メジャーな観光地に出かけての写真ならば撮影場所は特定出来るが、街道ウォークのような場合、歩きながら撮った石仏や歴史遺構など、撮影場所を特定するのは難しい。
そこで、何処かに出かける時にはGPSロガー(HOLUX のM-241)を持って行く事が多い。今回の塩の道でも3日間、GPSのログはとっておいた。
帰ってきてからこのGPSデータをパソコンに取り込むのだが、現在はGPSデータの取込にはmyTrucks というアプリを使っている。

GPSデータを取り込んだあと、写真を読み込み、写真に記録された撮影時間と、GPSデータの時間を照らし合わせて、その時間差を計算し写真に位置データ(ジオタグ)を書き込む事になる。しかし、カメラの時間がいつも正確な時間となっているわけでも無い。これがずれていれば当然書き込まれる位置データも場所のズレが出てしまう事になる。
そこで出かけてGPSのログをとっている時に下のようなロガーを時間表示モードにして、これを一枚撮影しておく。この写真の撮影時間とこの写真に写された液晶画面の時間の差がズレとなる。
今回の場合+41秒のズレがあった。
GPSの時間は正確なので、狂っているのはカメラの時計と言う事になる。撮影された写真全ての撮影時間をずれた分だけ+−してシフトして、この正確な時間を上書きしてしまえば良いわけだ。この撮影された時間の変更にはフリーソフトの「Exif Data Change」というアプリが便利だ。書き換えは日単位、時間単位、分単位、秒単位、で+−出来る。今回の41秒のズレは−41秒に設定して書き換えたが、200枚程の写真の書き換えは一瞬で終わる。

ここまでやって改めてmyTrucks に写真を全て読み込み、記録してきたGPSデータから位置情報を書き込む。勿論これは一枚一枚手動でやるわけではなく、myTrucks が自動でやってくれる。
Lightroomには地図上に撮影場所をプロットする機能があるので、位置情報が書き込まれた写真はこの地図上に表示させる事が出来るようになる。
GPSロガーも以前はGARMIN社のものを使っていたが、これが壊れてしまい、一昨年からこの安いHOLUX の製品を使っている。発売されたのはもうかなり前になるようだが、未だに販売されていて、結構皆さん使っているようだ。
安いながらもGPSの信号を林の中などでロストすることはまず無い。しかし、GPSは時速が10Km以下の場合が苦手なのだそうで、このスピードの中では記録されたデータも少し暴れている。しかしこれはほとんど問題にならないレベルだし、値段的にも数千円だったのでこの値段でこの性能ならばと、何とか納得している。
撮影された場所が地図の上で確認出来るってのは思った以上に楽しいものだ。



2015/06/14

塩の道ゴール

日本列島を横断し、相良〜糸魚川までの塩の道ウォークが5年3ヶ月でようやくゴール。何とも長かった街道ウォークでした。最初の予想と違い、コース全体のかなりの部分は山路でした。距離は東海道よりも短いものの、使ったエネルギーは倍くらいはありそうな感じでした。それでも太平洋から日本海までよくも歩いたものだと、我ながら感心!
あれだけの山路を日本海まで抜けたんだからと、少しは自分自身の自信にもなりました。
さて、今度は中山道?

2015/06/06

塩の道 ラストウォーク

2010年にスタートした静岡県の相良から新潟県糸魚川に抜ける塩の道ウォークも来週、2泊3日でゴールの見通しとなりました。
足掛け6年目にしてようやくのゴールです。
静岡県の水窪まではもたついたものの、それからは年に1回ペースとはいえ順調に進む事が出来ました。
大網峠からは日本海が見えるそうです。見えた時の感激はどれほどのものなのか、と今から楽しみ。
ゴールの祝賀会は宿をとった姫川温泉で豪快にやりたいけど....

2015/06/02

Lightroomの顔認識

ApertureからLightroomへの移行が完了し、今までは必要ないと思っていた顔認識を使ってみた。一枚一枚の写真から顔を探し出し、その顔を分類して写真に名前をタグ付けしていってくれる機能なのだが、集合写真からも一人一人の顔を探し出し、最初から識別も認識率は結構高く、旨く仕分けしてくれる。かなりボケているような写真でも顔を判別してしまうのには驚きだ。
思わず、どこに居るのか?と逆に写真の中から改めて探してしまうようなものもあり、感心してしまった。
写真に埋め込むタグに写っている人の名前が追加される訳だけど、この利用法は自分にはあまり無さそうだ。
でも、取りあえずは半分くらいの写真は判別完了した。
RAWの現像もやってみたが、Apertureに較べると現像のパラメータ設定がしやすく感じるし、その変化する範囲が余り極端に広くないのもいい。かなり極端に弄っても全体が崩れてしまうこともないようだ。RAWの現像書きだしも結構早い。
Webへアルバムを書き出す事も出来るようだが、あまり洒落っ気のあるようなアルバムでは無さそうなので、これで出来た物をDreamweaverなどのWebデザインアプリで少し体裁を整える必要もあるのかもしれない。そのうち試してみよう。
今までなら写真取り込みからRAW現像までをApertureでやり、その後はPhotoshopでの印刷だったが、Lightroomなら最初から最後までこれ一本で済みそうな感じだ。
どうやら早めにLightroomへ乗り換えして正解だったようだ。

2015/05/30

Lightroomへの引っ越し完了

Lightroomでカタログファイルを新規に作成したところでAperture のライブラリファイルは削除したらディスク内の空きがかなり増えた。
ここ2,3日はどうせ新規に新しいアプリになったのだからタグも全部に付けてしまえ、とコツコツとやり出した。
これが結構根気のいる仕事でいささかメゲてくる。
しかし、タグをつけて、これを使ってファイルを探すなんて事が必要になるかどうか?
随分と無駄な事をしているような気もしてならない。
でも、Lightroom の一番の機能はこのキーワードを使ったフィルター機能のようだ。実際やってみると確かに便利だ。
もう暫く進化を止めていたApertureに較べればかなり新しいのだから進化していて当然と言えば当然なのだが....
Appleのフォトストリームとの連携はPhotos(写真)アプリとの連携で何とかなりそうなのだが、やはりそちらにもライブラリが出来てしまうので、無駄と言えば無駄だ。iPhoneで写真を撮る事はそうそうないので、フォトストリームは使わなくても差ほど問題はないといえば無い。iPhoneの中だけで済ませてしまえばいいだけの話。
でも、そのうちにプラグインでも出ないものか。

毎晩、Lightroomのマニュアルが愛読書になっている。新しいアプリの使い方を覚えるのは嫌いではない。
それはそれで結構楽しいものだ。