2017/10/25

運慶展と牛久大仏


先日東京国立博物館で開催されている「運慶展」を見にいってきました。この展示会は国内で運慶の作と確認されている31体の中の22体が一同に集まり展示される貴重な展示会で、今後これだけの運慶仏を集めた展示会は開けないだろうと言われています。それだけに人気を博しているようで、毎日かなりの入館者があり、特に開館直後は混んでいると聞きました。ならばこちらは空いている夕刻に入る事にして、それまでの時間茨城まで足を延ばしてみようと、牛久大仏見学に行ってみました。話には聞いていましたが、その大きさにはビックリです。生憎の雨で、それ程の参拝客居なかったために、ノンビリと見て回れました。
大きさの比較ができるような画像を作ってみました。こうして見てみると改めてその大きさが尋常でない事がわかります。これだけ大きいなら、その造作もそれなりのものなのだろうと思っていたら、かなり丁寧に作られていて、顔もそれらしい顔立ちでした。この大仏様のモデルは「阿弥陀如来」となっているようで、正式な名称は「牛久阿弥陀大仏」と呼ぶようす。

2017/10/20

Dreamweaver と Lightroom のバージョンアップ

  Adobe Lightroom   
Lightroom 6

先日Adobe のWebデザインアプリのDreamweaver と写真管理・RAW現像アプリ Lightroom のバージョンアップがありました。昨日、Adobe Creative Cloud で見てみたらアップデートの表示が出ていたので、いつもの調子で「すべてアップデート」をクリック。
2,3分でアップデートは完了しましたが、Lightroom を起動しようとしても起動しません。それに名前も「Lightroom Classic CC」になっています。こちらは起動できるものの体験版になっています。
どういうことなのかと検証してみたところ、とんでもない事に!!
何年か前からAdobe のアプリケーションソフトは買い切りではなく、毎月(毎年)の使用量を払うサブスクリプションと呼ばれる形態に変わっています。自分の使っているDreamweaver は単体での契約となり毎月2180円
殆どのアプリがこのような形になってしまっている中でLightroomだけは買い切りとサブスクリプションの2種類あり、Adobe製品の中では買い切る事の出来る数少ないアプリでした。
昨日アップデートを掛けた時、何も考えないでいつものように「すべてアップデート」をクリックしてしまった結果、新しいバージョンである「Lightroom Classic CC」になってしまい、これまでのLightroom は奥に追いやられ、これは起動不能になってしまいました。
「Lightroom Classic CC」は起動しますが、これは7日間の体験版の使用中となっています。
なんじゃ、こりゃ!!

一旦こうなってしまったものを元に戻すのはかなり難しそうです。取りあえずはClassic の方は付属のUninstaller で削除した後、ライブラリ内のPreferencesフォルダにあるLightroom に関連する初期設定ファイルを一旦別フォルダに移して隔離し、元の Lightroomを起動しようとしましたが、予想通りダメ。あまりいじくるより、この間 Timemachine でバックアップは取ったばかりなので、ドライブ全体をリストアした方が速いだろうと、ついこの間、OSX High Sierra にアップデートした時のiTunes に出た障害の時も世話になったばかりのTimemachine からリストアし、何とか元に戻りました。
どうやら今までのLightroom は今年12月までのサポートで終了し、これからはサブスクリプションタイプのClassicだけになるようです。これならAdobe の全ての製品が使えるコンプリートプラン(4,980円/月)の方が良くなってしまいそうですが、仕事なら兎も角、遊びで使っている素人の自分には高額すぎます。
サポートが止まっても、単に新しいカメラのサポート等が止まるだけのようですから、新しいカメラを購入する予定の無い自分にはあまり関係ないのかもしれません。暫くはこのままこれまでのLightroom を使っているのが良さそうです。



  Dreamweaver CC   
新しくなったDreamweaver CC

Dreamweaver の方はサブスクリプションと呼ばれる使用量を払うタイプのものなので、アップデートによる問題は発生しませんでした。でも何か進化したのかまだ分からないです。しかし、ただかだ趣味のホームページを作るために、毎月2,180円も払い続け、尚且つレンタルサーバーも借り続けなくてはならないのですから、かなりの無駄使い?です。そろそろ潮時なのかもしれませんが、折角ここまで覚えた事が勿体ない.....。他に選択肢があれば乗り換えも考えますが、Dreamweaver から乗り換えようにも他の選択肢は無いのがいまの現状です。
しかし、こんなことやっていれば少しはボケ防止にもなるかも?

2017/10/18

iTunesムービーのポスターフレーム変更

もう3年ほどまえに上げた投稿なのですが、未だに日に何件かのアクセスがあるようです。やはり今のバージョンのiTunes でもポスターフレームの設定が旨くいかない人達も多いようです。
自分でも再度確認してみました。以前のやり方だと一見変更は出来ていないようですが、一旦 iTunes を終了して再度起動すると指定したフレームに切り替わっていました。どうやらiTunes を再起動しないとポスターフレームの設定は完了しないようです。(時々、再起動しなくても設定出来る事がありますが....。イマイチiTunes は不安定。
具体的な手順としては

1)ムービーを再生し、ポスターフレームに設定したい画面で一旦停止し、右クリックから「ポスターフレームを設定」を選択するだけ。
2)iTunes を終了。
3)iTunes を起動し直すとポスターフレームは指定したフレームに切り替わっています。

自分の所ではこの手順で問題なく変更できます。

2017/10/16

macOS High Sierra

Mac OS High Sierra の不具合について投稿したらアクセス数が一気に増えました。と言う事はそれだけOSのアップデートで障害が出た人達が多かったという事なのでしょう。それにしても、他社のアプリの障害ならばまだ仕方ないと思えますがApple のアプリであるiTunes が起動しないって酷すぎますよ。これは不具合承知でHigh Sierra を出してしまったと言われても仕方ないですね。
今回のアップデートはまだ暫くは使えるようになりそうもないですね。それに自分のMac環境ではそんなに大きな変化があるとは思えません。重たくなるだけなのかも。

2017/10/14

macOS High Sierra


Macの最新OSが「MacOS High Sierra」になりましたが、取りあえずはこのバージョンへの更新は見送っていました。というのもやはりOSのバージョンアップの時に毎度起きる、不具合報告がかなりあったのです。まずは、office2011はサポート外、iTunes が起動しない、等、他にも重大な問題があるようでした。

しかし新しいOSへの誘惑に負け、ダメだったら元に戻せばいいやと、とうとうバージョンアップしてしまいました。勿論、かなりのリスクはありましたからバックアップをとった上でのバージョンアップ作業です。

結果
バージョンアップは完全に失敗。バックアップ取っておいて良かったです。巷で流れている情報通りの結果で iTunesは起動できませんでした。初期設定ファイルを捨てる、セーフモードでの起動、PRAMのクリヤー、アクセス権の修復等、考えられる事は全てやってみましたが、やはりダメでした。こんな時はあまり深入りせず、次のバージョンアップデータを待つが得策と、TimeMachine でとってあったバックアップからリストアして元に戻せば、何事も無かったように全て問題無しでした。

やはり世間一般で言われるようにOSのバージョンアップはあまり早く手を出すものでは無さそうです。TimeMachine様様でした。

対策として "Kokonor" というフォントを使わないようになっていたら、これを使用可能に設定すれば良いようですが、暫くは待ってみるのが良いかと思います。

MAC でカシミール3D

10年ほど前に旧東海道を歩いて以来、いろいろな旧街道を歩いてきましたが、最初のうちはミスコースに悩まされました。ミスコース対策として、中古で手に入れたGARMIN の安いハンディGPSを使っていましたが、地図は無いので、事前に入力したウェイポイントを頼りにするしかなく、時々ミスコースをして無駄に歩く事もしばしば。
そのうちに日本でもiPhoneが発売される事になり、iPhone3が出ると同時に購入しました。
iPhoneはGPSも内蔵していましたから、東海道を歩く分には困る事も無く、便利に使っていましたが、次に歩いた姫街道では山道もありました。しかし、iPhoneのGoogleマップでは山道など表示されておらず、これは全く役立たずになりました。

DIY GPS
そのうちにGPSのログ記録だけに使っていたGARMINのハンディGPSも壊れてしまい、そこで使い出したのがiPhoneアプリの「DIY GPS」。これはDIY となっているだけに、地図は自分で用意しなくてはなりませんでした。国土地理院の地図をMACの画面に表示し、このスクリーンショットを撮って、これを何枚かPhotoshop でつなぎ合わせ、この画像をDIY GPS に読み込ませ、左上と右下の座標を入力してやれば出来上がり。これは便利でした。元々の地図は画像データですから、地図上にメモやスタート地点からの距離などを1キロ毎に書き込み、便利に使っていました。



カシミール3D
そのうちに、こうした地図はカシミールで作ると楽な事を知りましたが、カシミールはWindowsソフトでMacでは動きません。まぁ、仕方ないと諦めていたら、どうやらWindowsのソフトをMacで動かす方法があると!!
bootcamp や市販されているエミュレーターソフトもありますが、フリーソフトで何とかなるようです。
調べてみたところ、WineというWindowsエミュレーターを使えばいいようですが、このインストールがかなり厄介なのだそうで、このインストールを自動でやってくれるMikuinstallerというものがあるようです。勿論このMikuinstallerも無料で提供されていました。
インストールには時間は掛かりましたが、何とか無事起動でき、その後はこれを使い、コースのgpxデータ、ウェイポイント、地図の作成など、随分便利になりました。国土地理院のサイトからダウンロード出来る、標高データも取り込み標高グラフも使えています。

MACで動いているカシミール3D
Geographica
そのうちにそれまで使っていた「DIY GPS」が進化し「Geographica」に進化し、ますます便利なアプリになっていきました。このGeographica の作者自身もかなりハードな登山をする方らしく、実際の登山の中で改良を重ねてきているので、現在では満足度 100% で毎回の街道歩きに使っています。冬山登山で低温環境テストまでしているといいますから凄いです。
Geographica

MACで無理して使っているカシミール3Dですから、これまでは一部不具合もありましたが、今年初め「NXWINE」というものを使って改めてカシミール3Dのインストールをしたところ、殆どの不具合は消えました。おまけにこれまでは使う事の出来なかったウェイポイントなどに置くアイコンも使えるようになり、現在は問題無しの状況で使えています。
しかし、MACネイティブのカシミール、出してくれないかなぁー......。


2017/10/02

safariのカラム落ち 解決!!

safari でもカラム落ちしていません
半年以上悩み続けてきたBootstrap のグリッドシステムでのカラム落ち、それもsafariだけに起こる現象のため訳が解らず既に半年以上、というかそろそろ1年経ってしまいます。
問題の起きるブラウザはsafariだけなので(iPhoneのsafariやchromeでも起きていましたが..)いささかもうどうでも良くなっていました。
それでも出来る事なら問題解決してスッキリしたいところです。
今までも、原因はこれだ!!思いつく度に何回も試して来ましたが、最終的にはどれもダメでした。再々再々再々再々度のトライでようやく何とかなったような....

まずは各カラムの幅指定を改めてcssの中でしてみました。bootstrap の既成のクラスの中で指定されていると思いますが、cssの中でこの幅指定を変えてみました。




.col-sm-4{
width: 33.2%;
}
.col-sm-3{
width: 24.9%;
}


早い話、全体で100%にはならないようにしただけの事。
bootstrap のcssの中で は4カラム使う場合は33.33333%となっているのだと思いますが、カラム落ちするという事はカラム幅がオーバーしている事なのだろうと、これを少しだけ減らしてみたのです。結果はバッチリ。safariでもカラム落ちは起きませんでした。どうやらsafari の中での画面幅の扱いがchrome や firefox とは少し違うようです。
これで万事解決と思い、これまで作ってきたページを全て修正して一件落着、と思いきや、iPhoneで見てみるとパソコンで見る画面そのままで1カラム表示に切り替わってくれていません。
ここでまたまた頭の悩みが増えました。

ええーー、どういう事なんだ? どうも訳の解らない動作をします。
そこで思いついたのがメディアクエリによる各ブレークポイントでの幅指定。
試しに768pxにブレークポイントを作り、それ以下での表示を100%にしてみました。
具体的なcssは以下のような簡単なものです。

@media (max-width:768px){
.col-sm-3, .col-sm-4 {
width: 100%;
}
}


ナント、これが大当たり!

慣れている専門の方には何でも無い常識的なことなのでしょうが、66歳の頭にbootstrap を理解させるのは結構厄介です。でもまぁ、解決出来たのですから、凄いーーく嬉しい!!!